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seashoreshadow's Diary

こんな出会いが…

自宅に戻ってから悶々として眠れない日が続いていたけれど
ほっと和む出会いがありました……



自宅に置いたままにしていた車のメンテは、いつも三女に任せっきりでした
ディーラーの車検は至れり尽くせりだけど、どうしても高額になるので
一度ガソリンスタンドでお願いしてみようか、ということになり
三女に何軒か見積もりをとるよう頼んでいました
去年の6月のことです

すると、値段云々より、対応の良いGSがあった(GSのおにーさんが感じよかった)と報告してきたので、
ではそこでお願い♪と

車検も済み、あちこちに出来ていた擦り傷の修理も、コーティングも完っっっ璧で
ぴっっっかぴかになったその車を実際に見たのは、三女が亡くなったあと

「こんなに綺麗にしてくれててんね」と三女に直接お礼を言いたかったな…


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自宅に居る時は特に決まったGSに行くわけではなかったので
昨日、「あ、そういえば、車検をしたところに一度行ってみよう」と思い立ちました
その店舗に私が行くのは今回が初めて


ガス入れ窓拭き支払い済んだところに、若い店員さんが来て、
「こちらの車、去年車検しましたよね、値引きカードお渡ししてましたがお持ちですか?」と…

「カードの期限(半年)が切れていたので処分したと思います、でも覚えてくださってたんですか?」と答えると、

「この車種は珍しいですし(←既に販売終了になった14年も前の古い車)、ボクがコーティングしたのでよく覚えてるんです
 娘さんがすごく大事にされている車だというのが分かったので、ボクのできる限り、隅々まで綺麗にさせて頂きました」


あぁ、この人が、「感じよかったおにーさん」なのね
車のみならず、三女のことまで覚えてくれていたのならばと、思い切って言いました


「娘は去年亡くなったんですよ」

「・・・・・・!!」(絶句、茫然自失、顔面蒼白)



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その後の会話から、去年6月に車検をして、板金やコーティングやで、何度か通った三女が、その人と
結構親しく会話していたことがわかりました

仕事には駅まで徒歩で通っている(だから仕事帰りに車を取りに来る)とか、
両親遠方に住んでいて、母が帰ってきた時にデートするのでその時に
出先で入ったGSで母にガソリン代 出してもらう(だからこのGSにはあまり来られないかもしれない)とか、
車絡みでそういう日常のことまで話していたらしいのです


車検や修理の出来上がりを知らせるのにLINEの交換もしていたそうで
車検証送付を受け取ったか確認するメッセージが既読にならないままだったと…
電話もしてみたけど、もう不通になっていて、
通じなかったのが「なんか嫌われるようなことをしてしまったかなと思った」
と言ってたので、どうやら三女を気に入ってくれてたんだなという印象でした



ちょうど車検後半年の無料点検ができますよということなので、お願いして
30分ほど中で待たせてもらっていました
点検終えて説明に来てくれた時、おにーさん真っ赤な目をしていて、
「さっき裏で思いっきり泣いてしまいました」と言いながら照れ笑いしていました



いろいろ聞かせてもらいながらついつい話し込み、気付けば
待ち時間も含め2時間経っていました...



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翌日の今日、
車検の時に三女がGSのカードを作っていたようで、それが2年目から年会費がかかってきてしまう
それで、解約に関する書類を、(昨日は確認できず、用意できなかったので、今日)おにーさんが家まで届けてくれました
(住所は車検の時に登録済み)


玄関先での立ち話で説明を聞いていたけれど、
もしお時間あれば参ってやっていただけますかとお願いすると
GSのツナギのままでと恐縮されながらも、お線香を上げてくれました

そして、思い出話も少し…


とにかくいつも笑顔だったのでその印象しかないということ

そして、三女が車を「○○ちゃん」と愛称で呼んで大事にしている様子を見た、そのおにーさん、
車検の日程をGSのボードに記入する時に「○○様の○○ちゃん」と書いていたのだそうです
こんなこと、後にも先にもなかったことです、と笑ってました



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さて、おいとましますと家を出た時です
母屋に住む甥っ子(子といっても40代)が庭に出ていて、おにーさんと対面、びっくり!
なんと、ふたりは偶然にも顔見知りでした

GSおにーさんが今の店舗の前に5年勤めていたGSに仕事先が近い甥っ子が、
いつもガソリンを入れに行っていたのでお互い覚えていたそうです



そんなこんなの出来事でまだ昂ぶった状態でいるけれど、今日は久々に安眠できる気がしています






  1. 2020/02/04(火) 22:31:08|
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阪神淡路大震災から25年…

毎朝5時半には家を出て仕事に向かうダンナを今朝は少し引き止めて
5時46分、ふたり並んで黙祷しました



今日一日、あらゆるメディアで何度も「命」という言葉を見聞きしましたが
この四半世紀でその言葉の本当の重みを最も実感した日でした



あの日、三女はまだ3歳になったばかり
激震に気付かず、私と一緒のベッドの中で熟睡していました
長女次女の安否確認をしたり、ひっくり返った家の中を片付けている間もずっと…


電気は早くに復旧したけれど、水道は使えません
遠方の給水車までダンナがポリタンクで貰いに行った水だけが頼りの、
極力水を使わない暮らしです
食器洗いができないので、紙皿で代用したり、お皿にラップをかけて使ったり
子供たちを元気付けようと、キャンプみたいだねと言ってみても
神妙な面持ちをしていたのを覚えています


その3日後、我が家の目前まで火災が迫ったのを期に
着の身着のまま車で逃げ出しました
東京の親戚が受け入れてくれることにはなったものの
そこまで辿り着くのはまだ無理で、まずは京都へ向かったのです

倒壊した高速道路はもちろん、その下を走る国道も全く使えない状態だったので
亀岡を通る山越えの道を使いました
普段ならすれ違う車さえないような山道ですが、長蛇の車がほぼ動かない酷い渋滞です



やっと亀岡まで来ると、震災の被害は皆無に見えました
ガソリンスタンドに寄り、給油する間にトイレを借りました
用を足したあと手を洗おうとすると、三女が聞くのです

「お水つかっていいの?お水つかっちゃだめなんだよ?」

あの3日間で、3歳児がこういう理解をするのかと驚いたことを
今日はなぜか鮮明に思い出したのでした





200117-亀岡

芦屋→宝塚→川西→豊能→亀岡→京都

普段、高速を使えば1時間、同じ山越えルートでも2時間半で行ける京都に
這々の体で辿り着いた時には、
17時間もかかっていたのでした…





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活けていたチューリップの花びらが落ちました




  1. 2020/01/17(金) 23:57:30|
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Merry...

数日前、昔の友人から
「メリークリスマス! お悔やみ言えなかったけど サンタさん来るといいね!」と
元気なクリスマスカードが届いた

うーーん… ぜんぜんMerryじゃないんだけど…と
なかなか受け入れられずにいた



そんな気分だったクリスマスイブ
たぶん仏頂面で、住宅街の通りを歩いていると

前方から男子高校生
学ラン着て、大きなスポーツバッグを背負い、右手でスマホ操作しながら歩いてくる

左手には、何やら大きな包み
すれ違いざま見遣ると、いかにもそれとわかるクリスマスケーキのボックス

親に頼まれたのか、妹にでも ねだられたのか
たぶん「ちゃんと買ったからな!」とでもLINEしてるのかな

黒ずくめでむさ苦しい(失礼)風体と、
キラッキラのケーキボックスとのギャップを、実に微笑ましく見たのでした


私に笑みを思い出させてくれた彼とご家族に、「Merry Merry Christmas」





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去年、三女から送られてきたカードを引っ張り出してみた





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音楽に乗ってスケーターたちがクルクルと不思議な楽しい動きをする


一年経って、電池は大丈夫かな?磁力は弱ってないかな?まだ動くかな?と
スタートボタンを押してみると、この通り







笑ったり泣いたり忙しい





  1. 2019/12/25(水) 18:31:22|
  2. | コメント:2

「永遠の命」

今日は三女の月命日
あれから5ヶ月が経ちます

去年の今頃、どうしてたかなとLINEを遡ってみると…


この日は、ひとりでクリスマスツリーを出して飾っていたようです



181221-奏xmas



木製のオーナメント
表側は、ミニーちゃんがクリスマスプレゼントに囲まれている絵です

このオーナメントは
クリスマス飾りを出すたびに、三女が部屋のドアノブにかけていました
それなのに、裏側のメッセージを読むのが初めてだったとは…!


三女が生まれて初めてのクリスマスに、
生後三週間の三女に向けてメッセージを書いたのでした
27年後であっても気付いてくれて良かった

(3女×3週間×3女=27年後)←!?






今月届いた三女からのお花は、コニファー(針葉樹)です

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左から、ブルーバード、ブルーヘブン、ブルーアイス
(一番右の白が混ざったものには名前の記載なし)
それに手前のノイバラの実です






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今回これらをリースにして楽しめるように
蔓で編んだリースベースが同梱されていました



届いてから10日ほど経ちますが、
花瓶に生けたコニファーが今も活き活きと元気なので
枝を切って、短く整えて、水を絶って、ドライに仕立てる、
ということに、なぜかとても抵抗感があります

常緑性のコニファーは、エバーグリーンと呼ばれ
「永遠の命」の象徴です


まだしばらくは、このまま花瓶の中で愛でていたいと思います






  1. 2019/12/21(土) 19:45:34|
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「悲しみの5段階」

昨日今日と高岡は、みぞれが降る寒さと暗さ
低気圧のせいか軽い頭痛がするけど、薬飲んでも効いてんだか効いてないんだか


先週末、京都や岡山を巡るダンナの仕事に付いて一緒に関西自宅へ(寝に帰るだけだったけど)


いまだに自宅はダメだわ
三女が姿見の前ではコテで髪をセットしてるし
リビングのテーブルでは女優ミラーを置いて熱心にメイクをしているし
ソファーではクッションに埋もれながらゴロゴロしてるし

それを、懐かしいとか、ここで会えたとか、嬉しい気持ちで迎えられるならいいけど
やっぱりまだまだ、姿が一瞬見えては消えていく喪失感で落胆するばかり


1)どこか遠いところで元気に暮らしているような気になったり
2)亡くなったことでの作業(今も手紙やお供えをぽつぽつ頂くので返信や粗供養手配や)しながら
 やっぱり居ないんだなぁとしみじみ思ったり
3)これからの人生の中で、本当に、全く、決して、何があっても、帰って来ない!と痛感して絶望したり

いまのところ、この3パターンを繰り返してる



なんとか苦しみから逃れたい、とか、今自分に起こっている心の変化は何だ?!とか、
今どう考えるべきなのか、とか、迷走したり瞑想したりする中でネットを読み漁っていると
よくこの言葉に行き当たる


ドイツの精神科医 Elisabeth Kubler Ross というグリーフ(悲嘆)ケアの第一人者が提唱する
「The Five Stages of Grief」

「悲しみの5段階」と訳されるプロセスは

1. 否認 (Denial)
2. 怒り (Anger)
3. 取引 (Bargaining)
4. 抑鬱 (Depression)
5. 受容 (Acceptance)


とてもわかりやすく書かれているサイトがあった

カウンセリングルーム「こころ音」さんの書かれている「喪失の5段階からみる、悲嘆」(←)




今の自分で表すと…

否認:泣いていいのかどうかさえ判らなかった

怒り:家族を置き去りにした三女に怒り、哀しみを理解しない周囲に怒り、
   何も出来ない自分に怒り、何もして来なかった自分に怒り…

取引:もしあの日引き返していたら、もし何か気付いていたら…

抑鬱:話せない、電話できない、会いたくない、「元気出して」の言葉を拒否

受容:(これはまだ全くわからず)


今は1〜4段階が行きつ戻りつ繰り返されている状態…



この苦しさ痛み寂しさがいったいいつまで続くのかと途方に暮れるけど
家族も、友人も、そっと寄り添ってくれていることだけは実感できている

「いつまで悲劇のヒロイン!?」と思われるのは怖いけど
哀しみは我慢せずにいようと思う
それは間違いなく三女を思う時だから




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11月30日のお墓まいり




  1. 2019/12/04(水) 20:06:41|
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