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seashoreshadow's Diary

阪神淡路大震災から25年…

毎朝5時半には家を出て仕事に向かうダンナを今朝は少し引き止めて
5時46分、ふたり並んで黙祷しました



今日一日、あらゆるメディアで何度も「命」という言葉を見聞きしましたが
この四半世紀でその言葉の本当の重みを最も実感した日でした



あの日、三女はまだ3歳になったばかり
激震に気付かず、私と一緒のベッドの中で熟睡していました
長女次女の安否確認をしたり、ひっくり返った家の中を片付けている間もずっと…


電気は早くに復旧したけれど、水道は使えません
遠方の給水車までダンナがポリタンクで貰いに行った水だけが頼りの、
極力水を使わない暮らしです
食器洗いができないので、紙皿で代用したり、お皿にラップをかけて使ったり
子供たちを元気付けようと、キャンプみたいだねと言ってみても
神妙な面持ちをしていたのを覚えています


その3日後、我が家の目前まで火災が迫ったのを期に
着の身着のまま車で逃げ出しました
東京の親戚が受け入れてくれることにはなったものの
そこまで辿り着くのはまだ無理で、まずは京都へ向かったのです

倒壊した高速道路はもちろん、その下を走る国道も全く使えない状態だったので
亀岡を通る山越えの道を使いました
普段ならすれ違う車さえないような山道ですが、長蛇の車がほぼ動かない酷い渋滞です



やっと亀岡まで来ると、震災の被害は皆無に見えました
ガソリンスタンドに寄り、給油する間にトイレを借りました
用を足したあと手を洗おうとすると、三女が聞くのです

「お水つかっていいの?お水つかっちゃだめなんだよ?」

あの3日間で、3歳児がこういう理解をするのかと驚いたことを
今日はなぜか鮮明に思い出したのでした





200117-亀岡

芦屋→宝塚→川西→豊能→亀岡→京都

普段、高速を使えば1時間、同じ山越えルートでも2時間半で行ける京都に
這々の体で辿り着いた時には、
17時間もかかっていたのでした…





IMG_3847.jpg

活けていたチューリップの花びらが落ちました




  1. 2020/01/17(金) 23:57:30|
  2. | コメント:0
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